ニキビケアのポイント

さまざまな要因が複雑に絡み合って発生するニキビは個々で現われ方が違ってきます。現れ方が多様な上に原因も特定しにくいニキビに対して適切なスキンケアをと言われても、正直どのように対処したらいいのか分からないという方も多いのではないのでしょうか?実は、それほど難しいことではありません。適切なニキビケアとは角質層を潤いで満たし、バリア機能の整った肌を作ることをベースとしたスキンケアを行えばよいのです

そもそも、肌には乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌と性質がさまざまあります。実は、一見全く異なる肌質であっても、ニキビに対するアプローチ方法に違いはありません。もちろん、部位や性質によってプラスアルファのケアが必要にはなりますが、ニキビの出来にくい肌を作る上で一番大切なことは、角質層を潤いで満たし、バリア機能の整った肌へと導くことなのです

保湿では、脂性肌を例に取って見てみましょう。皮脂が過剰に分泌されている肌は、一見潤いで満たされているように感じますが、実は角質層が乾燥し、バリア機能が低下している状態にあります。そこで、肌は角質層の水分量を増やそうと、皮脂を過剰に分泌するのです。本来なら肌の潤いを逃さないようにするという大切な役割を持つ皮脂ですが、過剰な皮脂はニキビの原因になりかねません。この場合、余分な皮脂を取り除きながら、角質層に水分を補うために保湿をします。

肌質に着目すると難しく考えてしまいがちですが、ニキビケアの基本は保湿です。肌に水分を補給し、トラブルの起きにくい肌へと導くことがニキビケアのポイントになります。


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ニキビの出来にくい肌

ニキビで悩んでらっしゃる方であれば、誰もがニキビの出来にくい肌を手に入れたいと望みますよね?では、ニキビの出来にくい肌とはどのような肌なのでしょうか?思春期ニキビとは違い、青年期後の大人ニキビはバリア機能の低下によるものが大きいと言われています

紫外線では、バリア機能が低下した肌とはどのような状態にあるのでしょうか?そもそも、肌には乾燥や紫外線などの外部刺激から肌を守る肌本来の機能のであるバリア機能が備わっています。そして、肌表面の厚さ0.02mmの角質層が天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質、皮脂膜といった肌本来の保湿成分により潤いで満たされた状態にあれば、バリア機能がしっかり保持されている状態にあると言えます。また、角質層を満たしている保湿成分の一つであるアミノ酸には肌を弱酸性に保つ性質があります。一般的に、バリア機能の整った健康的な肌は弱酸性に保たれており、常在菌のバランスも保たれています。

一方でこのバリア機能が低下した状態の肌は保湿成分が減少しているため、キメが乱れて、カサついた状態になります。更に、乾燥して敏感になっている状態にある肌は外部の刺激にも弱くニキビなどの肌トラブルが起こりやすいのです。肌のバリア機能を整えることはニキビのない肌を作る上で重要なことだと言えます。つづいてニキビケアのポイントについて説明していきます。

複雑なニキビの発生源

ニキビで悩む一旦できてしまうと、なかなか改善することが難しい厄介なニキビで悩んでる方は多くいらっしゃいます。しかも、お手入れ方法を誤ると、悪化するだけでなくニキビ跡が残ってしまうこともあり、そうなった場合、更に悩みが深刻化しやすいのもニキビの特徴です。実は、ニキビは原因の特定が難しいってご存知でしたか?

ニキビの根本原因として明確に言えることは皮脂の詰まりによるものだということです。しかし、思春期ニキビと呼ばれる成長期特有の皮脂の過剰分泌によってできるニキビとは違い、青年期後にできるニキビは、先ほどの根本原因を引き起こすさまざまな要因により誘発されるため、原因が特定しにくいという特徴があります。青年期後にできる、いわゆる大人ニキビの要因には乾燥や加齢、ターンオーバーの乱れ、生活習慣の乱れ、ホルモン、免疫、冷え性などが挙げられ、これらが複雑に絡み合ってニキビが発生します。

例えば、肌が乾燥すると肌を潤わせようと皮脂の分泌が過剰になるだけでなく、外部の刺激から守ろうとして皮膚が厚くなる過角化を引き起こします。乾燥して固くなった上に、皮膚が厚くなったことで狭まった毛穴は詰まりやすくなっており、ニキビが発生しやすい状態にあります。その上、肌の乾燥はターンオーバーの乱れの原因にもなります。ターンオーバーが乱れ、生まれ変わりのサイクルが早まった肌はバリア機能が正常に働かないため、ニキビができやすいのです。更に、この乾燥の原因が睡眠不足といった生活習慣にあった場合はいかがでしょうか?睡眠不足はホルモンにも関わってきます。このように、さまざまな要因が相互に作用している大人ニキビは原因が1つとは限らないのです。つづいてニキビの出来にくい肌について説明していきます。

ニキビのない美しい肌

美しくて健康的な肌と聞いて思い浮かぶのは透明感のあるキメの整った肌ではないでしょうか?ニキビのある肌は健康的な肌とは真逆の状態にあると言えます。そして、ニキビに対してコンプレックスを抱いている方の多くがニキビのある肌にストレスを感じ、一刻も早く、ニキビのない美しい肌を手に入れたいと願っています。

飲酒しかしながら、一言でニキビと言っても、肌質により現われ方が多様な上、その背景にはさまざまな要因が隠されているため、一概には言えません。例えば、現代人を取り巻く環境にはニキビの要因になり得る要素が溢れかえっていることにお気付きですか?ストレスや睡眠不足などの生活習慣の乱れはニキビの発生要因であるホルモンと関わっています。また、飲酒や食生活の乱れは肝機能に負担を掛けるため、本来なら排出される老廃物が蓄積されることでニキビが発生しやすくなります。その上、食生活はニキビの要因となる免疫力にも影響を及ぼします。

このように、ニキビはさまざまな要因が相互に作用し合って発生しているため、ライフスタイルから見直そうとしても、改善が難しいというのが現実です。だからこそ、ニキビのない肌を手に入れるためは、ニキビができにくい肌を作ることが大切なのです。思春期ニキビとは違い、青年期後の大人ニキビのほとんどがバリア機能の低下によるものだと言われています。そこで今回は、厄介なニキビを撃退するのに有効である、ストレスや食生活などの内的要因や摩擦や紫外線などの外的要因に左右されない「バリア機能の整った強い肌を作る」方法ついて解説します。